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ガジュマルの幹から・・・・・。
たま 【近畿】 2006/08/20(日) 20:38:52
たぶん梅雨の時期に外に起きっ放しにしてて幹からも根っこみたいのがでてきたんです!! これってどうしたらいいんでしょうか?? お願いです教えてくださぃ!!

ウミユスリカ 2006/08/20(日) 22:00:36
ガジュマルにとってきわめて正常な現象ですのでご安心ください。

ガジュマルや、これに近縁なアコウ、ベンジャミンなどはイチジク属の中の絞め殺しイチジクと呼ばれるタイプの生活型をもっている植物として知られています。

これらの植物の果実はイチジクの仲間ですから、果物のイチジクによく似た形で、この中の種子は鳥などに食べられて遠くに運ばれます。鳥の糞とともに落ちた種子は、明るい地面や岩の割れ目などに落ちても芽を出すのですが、それよりも本領を発揮するのは森林の樹木の高いところの苔むした枝の上に落ちて、ここで芽を出したときです。

こういうところでも、絞め殺しイチジクの苗は着生植物として順調に育ち、最初は樹皮の上に生育するコケの中に根を下ろして、樹上の高いところならではの強い日の光を浴びてぐんぐん育ちます。そして、あるところまで育つと幹から根(空気中に伸ばすことから気根と呼びます)を何本も出して、下へ下へと伸ばしていくのです。この根が地表に到着すると、根であるにもかかわらず、あたかも幹のように内部に木材を形成してどんどん肥大し、「根で出来た幹」を作り出していきます。

もともと絞め殺しイチジクに枝を貸した樹木はいつの間にか幹と化し、網かごのように体を被い締め付けてくる根っこにがんじがらめにされ、さらに頭上は絞め殺しイチジクの枝葉ですっかり日をさえぎられて光合成もままならず、衰えて枯れていき、その場所を絞め殺しイチジクにのっとられてしまうのです。

たまさんのガジュマルの幹から出てきた根っこは、そのまま鉢の土の表面にまで到達するとどんどん太く、新たな幹にまで成長していきます。こうしてガジュマルはこの樹木特有の、中に妖怪でも住んでいるような樹形を形成していくのです。

たま 2006/08/21(月) 19:55:10
[[解決]]
ウミユスカリさんありがとうございます。
これでまた安心して育てられます^^


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