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花壇が日増しに・・・・
かんり 2010/11/23(火) 14:43:32
10年前に職場の花壇を新設し、銀杏の樹を中心に植え、周りに花を植え続けていましたが、年を追うごとに花の生育状況が悪くなっています。数年前に苦土石灰を極少量投入したばかりで、その後は市販の腐葉土を足しているだけだそうです。PH値は5.6〜6.6で、今年夏はヒマワリの生育も周りに比べ細く痩せていました。今後、土の改善はどのようにしたら花が元気に育つようになるでしょうか?

ばんざいうさぎ 【北海道】 2010/11/23(火) 18:23:59
銀杏の木自体に、自らの周りには他の植物を生えさせない成分を出す性質(アレロパシー)があるからだと思います。そのため落ち葉や、雌の木ならギンナンの皮など落ちてそのまま土で分解されると周りには何も生えて来なくなってくるのですが、それらを片づけていても影響があるなら、生育中から樹木自体から放出されていたり細い根からも地中へその成分が放出されているのかもしれません。
職場の敷地にあるのなら、おそらく雄木と思われます。ギンナンが落ちてくる恐れ(果肉が猛烈に臭いから)はないと思いますが、落葉の時期はある日急にいっぺんに落葉するので土に葉を落とさない、落ちても速やかに取り除くというのはちょっと難しいですよね。

銀杏の木周囲に他の植物を植える事自体が良くなくて、植えられていた植物もどうにかこうにか生きて花を咲かせていたものの年々成分が溜まっていきもう他の植物が育つには限界が来ているのでしょう。

一番良いのは、イチョウ周辺には何も植えない事です。花壇は撤去して、周りが寂しく見えるなら植物以外のものを置いて景観を明るくするしかないでしょうね。どうしてもグリーンが欲しいなら、よほどアレロパシーに強い性質のかなり丈夫な植物を選んで植えるか(殖えすぎ注意)、フェイクの植物(本物そっくりに作られた観葉植物のニセモノや花の造花)を飾るくらいしかないかと・・・。
どうしても生きた花を置きたいのなら地面に植えずに、直接土に置かない様台や棚に置いたり吊るしたりなど工夫して鉢植えやプランター植えの植物を置くこと位のものでしょうか・・・。それでも銀杏の木の真下や間近かに置くと生育中に成分が含まれる空気が飛んできたり降りてきたり、落ち葉が落ちたりで育ちが悪くなるかもしれません。また、その年は育っても次の年には成分が土に浸みこみ溜まっている可能性があるので、酷いと毎年新しい土に植え替え、それほど酷くなくても堆肥を入れて再生して植えても生育が芳しくなく1〜2年で新しい土に替える事に成るかもしれません。成分が含まれた土をすぐ再生しても成分がすぐ消えるわけではないのですぐ植物が植えられることはないでしょうから、自作堆肥の資材として入れても数年は寝かさないと成分が分解されないかもしれません。そういう利用法が出来なければ植物が枯れた後の土は地域の決まりに沿ってゴミとして処分するしかないでしょう。でもわざわざ購入した土を1〜2年使って廃棄すると言うのももったいないですよね・・・。
それを考えれば、銀杏木の周囲には植物は何も置かないでいるのが一番なのかもしれません。

かんり 2010/11/25(木) 12:46:15
「ばんざいうさぎ」さん申し訳ありません。花壇の樹は銀杏だと思っていましたが、私の勘違いで他種の樹でした。何の樹か現在植木担当の人に調べてもらっています。「アレロバシー」についてネットで調べると、他の樹花もあるそうですね。もしかしたら、その樹も「アレロバシー」の性質があるのかもしれません。分かり次第、再度報告させて頂きます。
また、花壇を掘ってみると表土の園芸用の茶褐色の土(腐葉土混じり)が20センチ程あり、その下はバラス石が敷いてあり、その下は土木廃材みたいなコンクリート混じりの粘土質土がありました。その事も影響しているのかと思いました。


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