【同じ科の野菜(似たもの同士)】
よっぴ
【九州】
2009/05/20(水) 12:41:19
ピーマンやシシトウ、唐辛子は、近くに植えると影響するといわれてますが、ナスも影響するでしょうか。ちょっとHSなどにいくと多種あって、色形、生食、などなど。つい購入してしまうのですが、それぞれの本来の風味も知らないので変わったかどうかもわからず終わりそうな気がします。今回、シシトウ、万願寺、異色ししとう。ナスは、かすり、緑、サラダ。ピーマンもカラフル。 やはり、色、味、食感、影響は大きいでしょうか?黄色が緑になったり赤になったり? どのくらい影響するものか、教えてください。とりあえずは畑、自宅プランターなど植え分けは考えてますが・・・
リトっぷ
【九州】
2009/05/20(水) 13:39:15
こんにちは♪
えっと...他家授粉で影響を受けるのはタネで例えば、コーン,唐辛子類は主にタネに含まれるカプサイシンが辛み成分でシシトウと交雑するとシシトウのタネが辛くなったりします。(確率の問題はさておき)しかしながら、唐辛子類は4系統の種がありそれぞれの種どうしでは結実出来ても発芽しないタネになってしまいます。(生殖的隔離と言います)
したがってナス科どうしナス(インド産)と唐辛子(主に南アメリカ産)が交雑するかは別として(しないと思います)果肉を食べるナスには影響がない事になります。
ほとんどの果菜類はタネの周りのメロンは胎座を(ゼリーや皮下の果肉)スイカは胎座はほとんどなく皮下の果肉を食べるので交雑しても味に影響は出ません。でも蒔いたタネは雑種に(F1の一代交配種だとF2になっちゃいます)
よっぴ
【九州】
2009/05/20(水) 14:35:59
リトっぷさん早速の回答有難うございます。HSの苗は基本F1と考えてまして、とりあえず種取ってみようとは思ってますが興味の範囲を超えません。(余り期待しないの意)大手種苗メーカーカタログに該当する品種もなく購入苗にも品名もありませんし・・・。 今回の場合、普通のナス、生食向、白ナス、カラーナスなど混植、ピーマン系は、カラー、パプリカ、万願寺、普通のシシトウ、アップルピーマン? カラーシシトウ、ハラペーニョなど混植しても、今季食する分にはそれぞれ影響は少ないと考えていいということですか? ナスとピーマンは、影響しないとして、ナス同士、ピーマン系同士の影響も少ないと考えていいでしょうか? すいません、知識経験ないもので。シシトウが数%辛いことがあると唐辛子と受粉したものだと理解してたもので、黄色や紫のシシトウが緑になったり辛くなったり、ナスも普通のナスと受粉して色が変わったり、あくが強くなったりと書いてある特徴が無くなったりうつったりするかと気になりまして。
リトっぷ
【九州】
2009/05/20(水) 14:52:38
ハイ
基本的にタネを食べる野菜には花粉親が影響しますが
果肉を食べるナスなどには影響しません。
また影響を受ける唐辛子類のカラーピーマン(パプリカ)の色は母方の性質が表現される部位なので色や味(果肉の)は変わらないと思います。
もしナスが黒く色着かない,色がおかしい場合には果実に当たる日照不足などの影響が関係するなど別の要因だと思います。←ただし混在すると不安な気持ちになり原因究明が遅れる事があります。
疑わしき事から遠ざける手立ても1つのやり方だと思いますヨ。
実際に加茂なす(水なす)と飛天長(長なす)を隣り合わせで栽培しましたが変な実がなる事は終始ありませんでした。
シシトウが辛くなる要因は別にもありますので厄介です。
よっぴ
【九州】
2009/05/20(水) 16:19:51
リトっぷさん、丁寧に回答していただきアリガトウございます。解決しました。興味という意で種を採ってみようと思いますので、教えていただいたことふまえて植えたいとおもいます。種の前にきちんと実らせないといけませんが・・・。美味しい野菜を期待して植えてきます。不安や興味多くすいません。そして、アリガトウございます。専門書など買えればいいのですが、なかなかで。そのうちにはと。また、よろしくお願いします。有り難うございました。
リトっぷ
【九州】
2009/05/20(水) 20:24:20
まずは
[トウガラシとは]で検索し
ウィキペディアの情報をご覧下さい。
話しはナスになりますが
もしナスの果実に交雑による影響があれば
授粉出来るか否かの情報がHITするのですが
問題点が次世代のタネにしか起きない為に
自家採種が一般的でないF1苗(交雑しなくても次は雑種に戻る)からの家庭菜園では問題が起きません。
シシトウなどはトウガラシから生まれた変異型なので乾燥が続くなどストレスでも次世代のタネは先祖返りをまれに起こしてしまいます。まれといってもタネはたくさんですからよく見られるのではないかと推測しています。
#島トウガラシ(聖護院大根)など地域の名称がついた品種はその土地で根付いた品種として確立された『御当地野菜』で交雑に注意すれば同じ物が出来ると思いますよ。